go_green_go2004-09-11

劇場版 仮面ライダーブレイド特捜戦隊デカレンジャー
下手に躊躇して行けなくなることを恐れ、公開初日早々に観て参りました。内容はナルタケ触れずに、率直な感想だけ述べます。


デカレンジャーの方は、確かにアクション満載で、ブルー、イエロー&ピンク、グリーンと、各個撃破での戦闘シーンはカッコよかったのですが、レッドとヴォルガーの一騎討ちは、ちょっと流れが止まった感じがして、時間取り過ぎな感じがしました。デカマスターの登場は反則ってな渋さでしたが、あのままエンケンさんと渋さ対決してほしかったなぁ。お約束(?)とはいえ、レッドに花を持たせる脚本と演出が裏目に出てたような気がします。
君の悲しみの時間だけを止めた、というバンはベッタベタながらも中々素敵でしたから、バンとマリーの物語、的お話の作り方に然程不満があるわけでもないんですが、39分が長く感じちゃったなぁ…。バンのマリーへの入れ込み様が、結構唐突に感じられて、見てても感情が盛り上がらず、全体的にあまり乗れなかったんですわ。ただ、エンディングは文句無く楽しかったです!

翻って、ブレイドの方は相当面白く見れました。んんん?結局、橘さんが長々と天音ちゃんに講釈たれてた部分は、観客をミスリードするための方策で、でも、方策を放置したまま終わっちゃった?とか、始さん、いくらなんでも「きれいになったな。」はヤバい感じが…、とか、引っかかる部分は数あれど、演出の力で見せ切った石田監督天晴れ!でした。特に、冒頭の剣崎と始の封印シーンの演出は、かなり惹きこまれました。笑えるシーンも多々ありましたが、ラストのパーティーシーンの虎太郎と睦月の格好は、やり過ぎかと…(^^;)や、仮装パーティーならもっと弾けてほしいんですけど、中途半端でかなり笑えました。

今日は朝一の回でブレイドの舞台挨拶があったそうで、なんでまたこんな辺境*1の地で?と疑問でしたが、映画を見て納得。ロケに使われてたんですねー、ってことで、撮りたてのLaCittaDellaです。