あるはずのない海

いつものように、記念日関係はアンテナ様頼みです。ありがとうございます!6年前の9月15日にNEWSが結成されて、紆余曲折を経つつもファンの方々がこのグループを支えてらしたからこそ、去年わたしは増田さんと出会えたわけで…。とにかくもう感謝するのみです。増田さんと出会うまでの自分の軌跡を遡ると、風が吹くと桶屋が儲かる的なこじつけ感もありますが、10年以上前のちょっとした偶然にまで行き着くから、人生に無駄なことなんてひとつも無いんだなと実感します。
そういえば9月生まれの祖父の名前が増太郎だったことを唐突に思い出しました。え、なんの因果もござんせんが。いや、じいちゃんから受け継いだ命か。
あるはずのない海というのはパームシリーズの3巻〜5巻にて展開されるお話のサブタイトルなわけですが、これはつまり化学物質からスタートする生命について

…温かくて小さな水たまりの中に―
アンモニア・燐酸塩・光・熱・電気力など
あらゆるものが存在して化学的に蛋白質が形成され…
…それはたちまち
もっと複雑な物質へと変わってゆく―――

ダーウィンが表現した中の“水たまり”のことで、作者さんの巻頭の献辞

果てしない奇跡の繰り返しの末に、
果てしない奇跡を成し得る可能性を、
持って生まれたすべての人間の、
ひとりであるわたし自身に、
本篇を捧げます。

と合わせて考えて、奇跡の生まれる場所と、私は受け取ってます。
というわけで、増田さんの軌跡と奇跡の片鱗を垣間見ることが出来そうなプレミアムが心の底から楽しみです。と、いいつつ過度な期待はしないようにしてる傷つくのが怖い臆病なファンで申し訳ありません…。