楽しかったなぁ…

舞台!


そんな感慨と寂漠のおもいにとらわれる千秋楽の夜。あああ、でも、ほんとに*1素晴らしいスタッフ、素晴らしいキャストのみなさんでつくりだしてくれた素晴らしい舞台でした。大好き過ぎて、もう観られないのかと思うと辛い。
今日特に印象深いのは、劇中終盤で、もーう!その時に聞いておいてくださいよぉ、とかなんとか言いながら森田さんの膝にそっと手を置いたノボルくん。初めて見た。その手の置き方が優しくて優しくて、何とも言えないあたたかい気持ちになって。そして、本当の僕は…ビビりで、情けないから…!って吐露するノボルくんの感情が胸に迫ってきて、こちらも泣けてしまった。あの声音…まだ耳に残る。思い出すだけで泣きそう。
カーテンコールでは西田さんも出てきてくださって、美月ちゃんにお兄ちゃんぶる増田さんがすごく印象的だったけど、他にものちのち思い出し書きしたい、面白くて楽しいこと満載。過去形ではなく「幸せです」と、その気持ちを表してくれた増田さん。最後の最後に袖に引っ込む前、いつも通り深く、いつも以上に長い間、腰を折ってお辞儀するその姿からは万感のおもいが伝わってくる。そして顔を上げて、客席に向けた満面の笑みで観客すべてを幸せにして、去っていった後ろ姿。
ああ、本当に!楽しかったなぁ…。

*1:増田さんがいつもカーテンコールで語る言葉の通り