donne giapponesi

こんなに胸が締め付けられるような思いでサッカーを観たのは久しぶりのことだ。
どう見ても身体能力で勝るナイジェリアの選手たちに負けまいと、文字通り死力を振り絞ってプレーする彼女たちに、息を詰め拳を握り締めながら見入った。
結果は残念ながら、1点を取られ、そのまま返すことが出来ずに敗れてしまった。
まだ次に進む可能性は残っているけれども、この2試合で十分にサッカーの面白さを見せてくれた彼女たちに、遠いこの地から一先ず賞賛の拍手を。

山郷さんが好セーブ連発、磯崎さんもナイスディフェンスを続けていたのに、あの失点は落とし穴に嵌った様にやられてしまって残念だ。
もっともっと、サイドからえぐる様な、マイナスのセンタリングが入っていれば、得点機も増えたかと思うが、決して少なくはなかったシュートがことごとくキーパー正面にいってしまっていたから、サイドの選手も責められまい。
荒川さんの1人ワンツーなんて素敵なプレーも、ゴールが決まってくれないと楽しめない。
…それにしても、宮本さんの怪我の具合が心配だ。