SPD episodio.28 arienaizer ritorni

過去にデリートしたはずのアリエナイザーが次々と復活します。ホージーのネットサーチで分かった、次にケバキーアが現れそうな場所に行くテツとバン、小さな子供の目の前でPCに吸い込まれた母親の姿を見たテツは、母の面影を思い出し我を忘れてしまいます。訝しむバンに自らの母の思い出を語るテツ。やはりテツの過去を絡めたお話はシビアな展開になりました。
ダゴネールを追って踏み込んだ部屋には、天才犯罪者ジェニオの記事のスクラップが壁一面に張られていました。*1テツは今回の事件を解決するために、さらにお母さんの最期の言葉を知る可能性があるかもしれないと、自分の両親を殺したジェニオに会いに行きます。そして両方の目的を果たす事が出来たわけですが、ジェニオの目論見通り、お母さんの思い出に涙を流してジェニオの脱獄を招いてしまいました。(や、私も泣きそうでした。)
まず、今回のお話を見ていて思ったのは、テツ役の吉田さんは本当に短期間で上手くなったなぁ、ということでした。正直、登場当初はどうなることかと思ったんですが、今や先輩たちもウカウカしていられないですね。それと、ジェニオの小憎らしいこと!テツの心の弱い部分を余裕綽々で揺さぶって、まんまと涙を流させたところなんて、自分を逮捕した相手への手酷いしっぺ返しとしては一級品で、天晴れ、と感心してしまいます。テツとジェニオの関係性の描き込みの前には、模倣犯ボラペーノのデリートが性急過ぎて、PCに取り込まれた人の生還が随分イージーだな、なんていう胡乱なツッコミはナンセンス!でしょう。
それにしても、ジャスミンのバンやボラペーノに対するツッコミの口調が面白いです、相変わらず。クールな声音なので余計にハマるんですよね。来週も楽しみ*2です。スワンさんの科学力でジェニオのポートレートから被害者を救い出すという展開があったりするんでしょうか?毎週毎週、本当にありがとう、デカレンジャー

*1: 某シリーズマンガの「星の歴史」で、マイケル時代からのジェームスの記事の切抜きをディスプレイしまくってあったサロニーのアジトを思い出してしまいました。

*2: どうしても龍騎を思い出しちゃうのはご愛嬌…